I was Born to Love You

#1　Rock The Casbah / Tica　“It's Too Fast '00-'04”
#2　彗星 (Kikagakushiki) / グディングス・リナ　“A Girl from a Circus - Remixes”
#3　How? / Pupa　“floating pupa”
#4　I Was Born to Love You / Claudia Telles　“Bossa Queen (ボッサ・クイーン)”
#5　Windows of the World / Rigmor Gustafsson & Jacky Terrasson Trio　“Close to You - Celebrating Dionne Warwick”
#6　Behind the rainbow / INO hidefumi　“Satisfaction”
#7　So Foolish Is Love / 伊藤君子　“Follow Me”
#8　A Case Of You / Prince　“A Tribute To Joni Mitchell”
#9　MY SUGAR BABE / 山下達郎　“BALLAD FOR YOU”
#10　Elevator (Fila Brazillia Remix) / Jaffa　“Fila Brazillia, B2 (Disc 2)”
#11　Light Years / Calm　“Calm presents Moonage Electric Ensemble”
#12　Osmosis / Oceanuants　“10 (Flower Records 10th Anniversary Selection)”

[opening theme]　Everything You Do / The Gadd Gang　“The Gadd Gang”
[ending theme]　Virginia Sunday / Richard Tee　“The Best”




先日、久しぶりに森の中の遊歩道を歩きました。
見上げても届かないほどの木立の中、アスファルトに慣れてしまったブーツの底に、弾力のある土の感触が新鮮でした。

自然の中で深呼吸をすると、どうして心がやわらかくなるんでしょうね？

海の波が寄せるリズムは、私たちの呼吸のリズムと同じなんだそうです。
森を渡る風が揺らす木の葉のざわめきは、デジタルな都市の音像からはオミットされてしまった周波数の音波なんだそうです。

私は今、窓を開けるとすぐそこが海、という部屋に住んでいるのですが、
それにあたりまえに慣れてしまうと「自然」というものを感じなくなってしまうような気がしています。
環境が人をつくる、と言いいますが、
つまり、毎日の行動パターンが思考のルーティンをつくるということなのかも知れません。

自然の中でリズムを委ねて、チューニングがアジャストされて行くと、
不思議なことに、自分の内側の、どこだか分からないけれど真ん中の辺から、
何かが大きく膨らんで、溢れてくるようなことがあります。

少なくとも、私の回路には<森>が欠乏していたようです。