Complete text -- "冬の朝"

09 December

冬の朝


手掛かりを見失った冬の朝、
駅までの道で 空を見上げた。

 迷ったら帰る場所 は どこだろう?
 見失ったら 辿る道は あるのだろうか?
 いちばん大切なものは いったい何だろう?


同じ過ちを繰り返すボクに、
キミは天使の笑顔で唄ってくれた。

__あれは何ていう歌だい?
  初めて聞いたはずなのに、
  昔から知っている唄みたいだった。。

 切なくて深い愛の唄。
 キミの祈りに、初めて気づいた。

 いちばん やわらかいところへ 呼吸する。
 そこから すべてが 始まるところへ。


冬の朝、
 ボクは 凛とした空気を 心地よいと感じるだろうか?
 穏やかな日射しに 安らぎを感じるだろうか?
 この空を 美しいと感じるだろうか?
そして、ボクは、
 そんな心 に気づいているのだろうか。。

 歓びだとか、悲しみだとか
 情熱だとか、虚しさだとか


愛 ならば
 あまねく宇宙に満ちている。
心が 動けば、磁場を描く。
 そうして 愛は 力を持つ。
motoka



17:50:00 | milkyshadows | |
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