Complete text -- "「和と輪」"

08 April

「和と輪」

journal & report [2/2] 
CLEAN PEACE 代表 / 後小路 大志 さん


___「平和推進共同体」としては、何か他にプランがあるんですか?

 具体的なプランはハッキリとはないのですが、ただもっと人と人とが単純に違和感もなく繋がっていけるような世の中になったらいいなと思っています。
 学校でもテレビでも、今は知らない人には疑ってかかれというか、例えば道を聞かれても、その人は不審者かもしれないから着いて行っちゃだめだと言われているし。でもそうじゃなくて、素直に人と人とが繋がっていけたらいいと思っています。
 それが平和の第一歩のような気もしますし、その為にも集まって皆が話すとか行動を共にするというのは、きっかけになるんじゃないかと思っています。

___人と人とが繋がっていく先には、何かイメージする世界がありますか?

 皆がいつでもどこでも気軽に繋がれるような社会になったら、もっと何の心配もなく希望を抱いて生きていける、という気持ちは非常にあります。

___ブログのタイトル『和気安寧』には、そういった思いがあったのかしら?

 「和気安寧」は造語で、「和気」は穏やかな和む気持ち、「安寧」は人々が安心して暮らせるような平和で秩序が保たれた社会という意味で、「和気」でいることは「安寧」に繋がってくるんだと思うんですよね。
 その「和気」をふり撒くきっかけとなるブログを作りたくて、そういう気持ちも込めました。

___あちこちご旅行もされてるみたいですが、 そういった所で感じた事が、こういった活動の礎になってきているのかしら?

 そうですね、。旅行は結構行きますね。時間があれば一日でもぶらぶら違う土地に行ったりというのはしょっちゅうしています。
 一番大きかったのは、島根県の隠岐の島です。父の実家で、おばあちゃんちに当たるんですけど、その島は物があまり無くて、例えば信号が島に一個しかないんですね。そのかわり牛がいっぱいいて、山に入ると牛が道を塞いでてどかなくて、「牛待ち」っていうのがあるんです。
 おととし10年ぶりくらいに帰ったんですけど、その島の人たちは何の隔たりもなく繋がっているような感じがあって、外部から来た自分もそこに何の疎外感を感じることもなく、ウェルカムモードで話をしてくれたり世話をしてくれたりして。最初自分はそれに戸惑ってしまって、すんなりその輪の中に入っていけなくて。
 でもそういう社会のほうが良いなと思ったんです。そういう島の社会は安心して暮らせるし、のびのびした気持ちで毎日過ごせるし、時間もゆっくり流れているように感じるし、まさに「和気安寧」な感じの世界で、そういう理想として島の人たちの生活を抱くようになりました。

___なるほど。それで「和と輪」という二つをおっしゃっているのですね。

 そうです。和むの「和」と、輪っかの「輪」。人と人とが繋がって大きな輪が出来ていけばいいなと思います。

___それが未来へ繋がる。。

 そうですね。きれいな街なら人の気持ちも和むと思うし、そういう行動をしているのを見るこ
とだけでも和むと思うし、そういうことを通して人と人が繋がっていく感じです。クリーンピースが目指すところはそのようなところにあります。

___参加したい方は、どこへ集まったらいいですか?

 第三日曜日、午後2時、小田原駅前、小便小僧前集合です。緑の服を着てる人が何名かいると思うので、その元に是非集まってください。宜しくお願いします!


21:40:00 | milkyshadows | |
Comments

鶴中1−1 wrote:

偉いですね!
02/15/11 22:13:22
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