Complete text -- "「地球温暖化」"

09 September

「地球温暖化」


  5月にこの番組にゲストでお越しいただいた ヒーラーのMAXさんから、スペシャル・メッセージをいただいたので、ご紹介します。

  MAXさんは、現在ハワイ島にいらっしゃって、標高4000mを越えるマウナケアの観光ガイドをなさりながら、大自然のリズムの中で暮らしてらっしゃいます。
  そのMAXさんから「地球温暖化」についてのメッセージが届きましたので、長文ですが、抜粋して紹介させていただきます。



 日本で旅の途中に熱を出して、広島で足止めした時のことである。話が地球温暖化と何の関係があるのかと、思われる方もいるだろう。しかし私はこの熱の御蔭で、気が付いたことがあった。地球温暖化とは地球の自己免疫反応なのだということに。
 私の体は、意識とは別の反応をして、 異物を排除するため熱を出した。 それがインフルエンザなのか、花粉なのか、分からないが、 私が風邪薬や解熱剤を飲まないのはこの為である。せっかく体が、異常に対応する反応をしてくれているのに、その熱を薬で下げてしまっては、排除するものの援護をするようなものである。
 つまり、地球温暖化は風邪と言うより、むしろ癌と同じだということに新幹線の中で気づいた。

 癌細胞はウィルスではない。もともと正常な自分の体を構成する大切な細胞である。私たちの体は億単位の細胞から成っている。これらの細胞の中には異常発生してしまうものがある。体には、これらを識別し、排除する能力が備わっている。体は素晴らしく優秀である。しかし異常発生した細胞、つまりこれを癌細胞と呼ぶのだが、大量に増殖し、排除する免疫能力を超えてしまうと、少しずつ、やがて一気に体内のどこかに溜まってしまう。それが肺だったら肺癌であり、胃だったら胃癌である。
 現代の生活では、ストレスや喫煙などで体の免疫力が低下してしまうことが多く、そうして、この時代に癌が増えていると思われる。癌細胞はいつの時代もあったのだ。問題なのは癌細胞ではなく、それを排除出来なくなった免疫力の低下なのである。

 癌になると大概の人たち、そして医者は三つの選択をする。一つは抗癌剤の投薬。二つは放射線治療。三つ目は手術による癌細胞摘出である。これはまさに地球に起きていることと重なる。
 抗癌剤の投薬にあたるのは、新種のウィルス発生だ。
 放射線治療はなんだろう?地球の大気には今、穴が開き始めている。大気は大気圏外の宇宙から届く様々の放射線を遮って、地球の生命は守られている。その大気の穴からこれら放射線が遮られること無く、降り注がれる。これが放射線治療にあたるだろう。
 手術にあたるのは、異常発生する台風やハリケーンだろうか。

 人間が癌になると初期症状として微熱が続く。これは自己免疫能力を上げるためであり、そうして癌細胞を弱め排除しようとする働きである。これこそがまさに地球温暖化である。

 地球は、今、人間を排除しようとしている。私たち人間は、生きかたの間違いから、癌細胞となり増殖した。地球は微熱を出して、自らを守るために免疫力を上げ、この人間という癌細胞を排除し始めたのである。

 では、私たちには為す術はあるだろうか?
 私は、人間が地球にとっての癌細胞だとするなら望みはあると考える。生きかたを変えさえすれば、癌細胞は正常な細胞となり、地球を構成する大切な細胞と成り得る。 本来私たちは地球を構成する大切な存在なのだから。 そうなれば地球は私たちを排除しようとはしなくなるだろう。
 人間はウィルスなのか?癌細胞なのか?それがこれからの人の生きかたに繋がる。人間が地球にとってのウィルスだとしたら、望みは無い。共に生きることが出来ないからである。
 だから私は、人間が地球にとっての癌細胞だと思いたい。いや、むしろ、そう認めたい。ウィルスでは望みはないのである。

 ところが、今、地球温暖化に対する殆どの意見は、「地球を守ろう」であり、「自然を大切に」である。それはもちろん素晴らしい意見であり、当たり前のことだ。しかし、いくらそう呼びかけても、問題の根本的解決にはならないであろう。
 何故なら、本来人間そのものが自然であり、地球という生命を構成する大切な一部分であることを、忘れてしまっているからである。これでは、私たちは自らをウィルスと見立て、そのウィルスに対して、地球を守りなさいと言っているようなものだ。 それに気が付いていないのが、今私たちが抱えている、生きかたの大きな間違いなのである。

 私たちの体が免疫を持って、自らを守るように、地球は自らを守ろうとしている。 地球には再生する力がまだまだある。 温暖化の結果、人類が絶滅しても地球はそのまま美しく在る。地球にとって温暖化は自然な反応であって、解熱剤など服用させてはならないのだ。そして、地球の解熱剤は人間に作ることなど出来はしない。私たちに出来ることは、私たち自身が癌細胞から正常な細胞に戻ることである。
 地球温暖化の問題は、地球の問題ではなく、私たち人類の問題なのだ

 細胞が私たちの一部であるように、私たち人間も地球の一部である。全体の一部であるという生き方、それを考える時代だと私は思う。
MAX


17:50:00 | milkyshadows | |
Comments
コメントがありません
Add Comments
:

:

トラックバック
DISALLOWED (TrackBack)